自己暗示で自分を変えるための6つのトピック

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

今日は、自分で自分のこころを変える自己暗示というものについてお話します。

自己暗示は英語で何て言う?

英語で言うと、self-suggestionが普通ですかね。

実は、暗示っていう日本語が少しおかしくて、実践上はあんまり暗に示さないんですよ。

むしろ明示的にやることが多いと思います。

なので、ちょっと解釈を変えて、暗=こっそり示すのではなく、暗=無意識に対して示す、という意味に捉えると話は通ります。

英語のsuggestionは示唆する、みたいな意味ですから、こっちの方が意味と合っていると思いますね。

コーチングだと、affirmation(アファメーション)という言葉で自己暗示を表現しています。

断言する、みたいな意味ですね。

自分がどういう人間なのか、まさにこれと、断言するということですね。

これもまた、自己暗示の実践的なところを表している言葉だと思います。

自己暗示の使い方

基本は、朝晩唱える、です。

寝る前と起床直後は、無意識につながりやすい状態ですので、ここで書き込みをするクセをつけておくと良いでしょう。

忘れそうという人は、寝起きに必ず目にするものに、暗示文を張っておくというのも良いですね。

これは、自分の習慣をいかにコントロールするか?という話で、実は自己暗示と同様に、どうやって無意識に情報を埋め込むかという方法論になってきます。

自己暗示の危険性

多くの人は危険以前に続かないので大丈夫です。

人間は現状維持をしたがるので、暗示を受け入れて違う人になることを無意識が拒否してしまうんですね。

逆に言うと、続けにくい自己暗示ほど効く可能性が高いと言えます。

また、逆向きの暗示になりかねないという論理もあります。

「お金持ちになりたい!」と思うのは「自分がお金持ちじゃないから」という論理ですね。

それで現在進行系が良いとか色々言われるんですが、実はこれは言葉遣い云々ではないんですよ。

お金持ちが毎日「自分はお金持ちだー!」って唱えるか、っていう話です。

つまり、言葉を唱える行動そのものが自己暗示だということなんです。

実際のお金持ちがどんな言葉を使っているのか、どんな気持ちで生活しているのか、そういうことを考えていくと良いと思います。

方法を追うのではなく、その言葉で、どんな臨場感が生成されるのかを意識することですね。

自己暗示で夢見をコントロールする方法

昨日のブログが明晰夢の話でしたが、夢のコントロールとして自己暗示を活用するというのはあります。

見たい夢のイメージを想起するような言葉を作れば良いわけですね。

寝る前にそれを唱えつつ、イメージしながら寝るわけです。

また、逆向きもありますね。

見た夢が良い夢だったとき、その内容にラベルを張る感じで自己暗示の言葉にしてしまうわけです。

そうすると、その自己暗示の言葉が夢の臨場感を引き出すトリガーになってくれます。

恋愛に効く自己暗示

恋愛の問題というか、人間関係の問題ですが、基本的には自分に価値があると思うことが大事です。

自分を愛することですね。

自分を愛していなければ、人を愛せないと言いますが、よく意味がわからない人も多いと思います。

自分に価値がないと、相手に求められない、と考えると半分わかるかなというところですね。

人間関係って相手に求められることが前提ですから、自分に価値がないと思っていると、なかなかうまくいかないということですね。

残りの半分は、自分に価値がなくても相手を愛することはできるんじゃないか?という話です。

これは結構難しい話になるので簡単に言っちゃいますが、バランスが取れなくなるということです。

愛してる風、なんちゃって愛、みたいな感じになっちゃうんですよね。

エミール・クーエの自己暗示の例文

エミール・クーエというのは、自己暗示の創始者みたいな人です。

非常に有名な暗示文があるので最後にこれを載せておきますね。

私は日々あらゆる面でますます良くなっている

エミール・クーエ