からだの法則はこころの法則:坪井香譲著『気の身体術―メビウス気流法』レビュー

こんにちは、甲斐由直です

今日ご紹介する本、坪井香譲著『気の身体術―メビウス気流法』は、催眠もまだ勉強してない頃ですから、軽く10年以上は前に読んでいるんです

でも当時はあまり良くわからなかったというか、自己流に解釈して納得していたんですよね

まぁ今でも自己流なんですが、深さが違うんですよ笑

最近、久しぶりに読んでみたんですが、これがかなりすごいことが書いてあって面白い本だということが、いまさらながらにわかりました

というわけで今日は、『気の身体術』についてレビューします

これを読んでいただければからだとこころの関係がちょっとだけわかるかもしれません

こころの法則はからだの法則

昔は、身体操作とそのための意識操作の話だと思って読んでいたんです

そのフレームで読むと、高岡先生の本なんかにはかなわないわけですよ

でも、違うんですよね

もっと抽象度の高い、心身のあり方の話なんですよ

そして心身のあり方というのは同じなんですね

こころとからだの法則が一致しているんです

今、ゆる体操や合気的なものの稽古で会得した認識をもって、ようやくわかったんですよね

というわけで『気の身体術』の気になったところをご紹介していきます

3Rという極意

ほぼこれが極意なんですが、3Rという話があるんです

  • リラクゼーション
  • リアライゼーション
  • リレーションシップ

です

この本のワークは、首を上下させるワークから始まるのですが、これを例に3Rを軽く説明しますね

このワーク動作は、リラックスして首を上下にゆっくりと動かすだけです

そうしながら、今、何が起こっているかを認識していく(リアライゼーション)んですね

どんな筋肉が使われているのか?重心はどう動いているのか?呼吸と動きの関係はどうなのか?と捉えていくんです

そして、一つ一つの動きが、他のいろいろな要素とつながって(リレーションシップ)いることを知るんです

できればリレーションシップが途切れたところをリラックスしていくと、さらにリレーションシップが生まれていくのも感じてみると良いと思います

中今とリアライゼーション

リアライゼーションって、神道で言えば中今なんですよね

今、ここを認識することです

人間は、自分がなにをしているのか、ほとんどわかっていないんですよ

そして周囲になにが起こってるのかもほとんどわかってないんです

というのは、ほとんどの体験は記憶で補完されているとも言えますし、脳内でいろいろな情報を処理していて、目の前のことを見ていないとも言えます

それが知性ということでもあるのですが、目の前の現実に立ち返ることが大切なんですよね

それがリアライゼーションということなんだと思います

縁起とリレーションシップ

目の前で起こっていることは、すべて何かとつながっているんです

これがリレーションシップですね

小さなところでは、自分の首の動きが全身に影響を与えることです

そして、その動きというのは足裏を通して地球にも影響を与えているんですよね

それをリアライゼーションして、リレーションシップの範囲を拡大していくことで、宇宙と一体の境地、のようなものに入るわけですね

リレーションシップは仏教の縁起の感覚と言っても良いと思います

3Rの実践をしてみたら良い

そのようなわけで、この3Rを実践することで、あらゆる活動が修行になるんですね

そして、からだを通してこころの修行をできるということが、かなりわかりやすく実感できると思います

より詳しく知りたい方は『気の身体術』を読んでみても良いかもしれませんが、全くわかんないかもしれません笑