こんにちは!
超情報技術研究所、甲斐由直です。
変性意識について、そもそも何なのか、そして、どうやって生成するのかという話をしていきます。
もくじ
そもそも変性意識とは
変性意識の基本的な定義は、物理的世界と違うところに臨場感を持っている状態です。
瞑想や宗教儀式による神秘体験、ドラッグによる忘我状態、催眠によるトランスなど、さまざまな変性意識があります。
また、そういう派手な変性意識だけでなく、ちょっとした変性意識には誰でも入っているんですね。
本を読みながら別のことを考えているのも、無意識に家に帰れてしまうのも、夢を見ているのも全部変性意識なんですよね。
もっというと、完全に物理世界だけに臨場感を感じている人間もいないんですよ。
そういう意味では、誰もがある種の変性意識に入っていると言えるでしょう。
変性意識を利用する洗脳
この文脈で言うと、洗脳とは世界の意味を変えることです。
たとえば、コーヒーにただの飲み物という意味がついている人に、コーヒーの歴史を教えると、コーヒーに対する意味付けが変わるわけです。
そうすると、その歴史を感じられるコーヒーを飲みたくなり、ただの飲み物という意味付けのときには考えられなかったような額のお金を払えるようになるわけです。
というわけで、洗脳に深い変性意識が必要かというと実はそんなことはないんです。
むしろ、洗脳する情報の量や質が重要になってきます。
ただ、情報を入れる前に感情的に反発されると情報が入らないですから、そこで変性意識を利用するということはあります。
恋愛と変性意識
実は、意識状態は他人と共有されるんです。
精神科医・心理学者のユングは、これを集合的無意識と呼びました。
深い変性意識というのは、他人を巻き込む力も強いんです。
役者やバンドマンがモテるというのも、変性意識を生成するからということがあります。
物理世界とは違う世界に臨場感を感じさせるからですね。
そのようなわけで、変性意識を生成することで、恋愛に有利にはたらくということはあります。
ただ、長期的な関係を築くということについては、洗脳と同じで、情報そのものの質量が大事になってきますね。
変性意識に入る瞑想などのやり方
それでは、変性意識を生成する方法を紹介します。
基本的には、一度物理の世界の臨場感に戻ることです。
今いる臨場感から抜けることで、変性意識に入るわけですね。
そのために、物理の世界を意識に上げていくのが効果的です。
呼吸法
まずは王道の呼吸法です。
呼吸は、普段は無意識に呼吸していますよね。
この呼吸を意識的に行うことで、物理の世界を意識に上げて、変性意識を生成していくわけです。
そのため、腹式呼吸が良いとか、逆腹式呼吸が良いとか、そういう方法論は、実は二の次なんですよ。
なので、まずはあまりマニアックに考えすぎない方が良いと思います。
ストレッチ
ストレッチというのも有効な方法です。
人間は、自分のからだを思いのほか意識していないんです。
そこで、どの筋肉を伸ばすのか意識しながらストレッチをすることで、物理の世界を意識に上げて、変性意識を生成していくことができます。
ヨガもそもそもはそういう修行なんですよね。
音を利用した変性意識の生成
変性意識の生成に音を利用するのは非常に強力です。
今は普通に聴いている音楽も、実は変性意識生成の手段なんです。
だからこそこれほど発展したとも言えますね。
何しろ、何らかの音楽を聴くだけで、楽しくなったり、悲しくなったりと、感情が操作されてしまうんです。
よく考えるとこれって異常なことですよね。
そして、どんな音がどういう効果を生み出すのかが、音楽理論として示されているのも面白いところです。
音楽のレベルまで構造化されていない音であっても、変性意識を生成するものはたくさんありますね。
変性意識に入れるような書き換え
超情報技術研究所では、変性意識に入れるようなこころの書き換えも承っております。
何らかのトリガーを使って入る方法も、常にある程度の変性意識に入っているような書き換えも可能です。
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