こんにちは!
超情報技術研究所、甲斐由直です。
半年ぶりぐらいに苫米地博士のライブに行ってきたのでその研究をしていきます。
もくじ
苫米地博士のギタープレイについて
苫米地博士のギタープレイって、爆音で速弾きをするスタイルなんですよ。
ディレイエフェクトとかをたくさんかけて、音を飽和させて会場を埋め尽くすような感じですね。
音で結界を作り出して、その臨場感に入れていくという感覚ですかね。
そういう音像を創り出すことに特化した、すごくピーキーで、オリジナリティがあるスタイルなんですね。
共演問題
ライブのメインは苫米地博士で、前座のような形で他のアーティストさんが何組か出てくるんですよね。
で、この他のアーティストさんと苫米地博士が一緒に演奏することがあるのですが、これはなかなか問題なんですよ。
博士のスタイルって、良くも悪くも(?)主役としてのギターなので、共演すると他のアーティストの音楽を壊しちゃうんですよね。
まぁ、このライブってみんな博士の臨場感を受け取りに来てるから良いんですけど、通常の音楽を期待しているとちょっと……となるかなと思います。
非分析的に音楽を聴く
ところで、この共演ですが、面白いことに徐々に上手くなっているというか、アンサンブルを考えているというか、最近は気を使って演奏しているように見えました。
そんな気を使って演奏している時でも、音を出した途端、ボンッと球が膨張するような気の感覚があるんですよ。
気の感覚のチャンネルに自分の感覚を合わせると、音が作る場がはっきりと感じ取れるんですよね。
音楽を知っている人は、無意識に音楽を分析的に聴いちゃうんですよ。
しかし、博士の臨場感にチューニングを合わせてギターを聴いていると、逆に音楽を分析的に聴く感覚がなくなっていくんですね。
この分析的なものと非分析的なものの2つの聴き方を両立するのが、演奏家としては大事だなと、勉強をさせてもらいました。
(実は、このライブの2日後に甲斐も本番があったので学びが多かったのです)
また、最近流行っている記憶消しの書き換えを、ライブ会場や音の空間にかけていくと、場の捉え方が変わることが確認できて面白かったです。
これも演奏時にはかなり使えるテクニックですね。
声を乗せていく
甲斐の中では、博士の爆音演奏中に、祝詞をあげたりするのが定番となりつつあります。
すごい爆音なので、大声を出しても隣の人には全然聴こえないんですよね。
そこで爆音を音の結界としてだけ使い、勝手に好きなことを唱えることができるわけです。
しかしこれも非分析的感覚というか、音の空間を感じて共鳴させることで、さらに効果を上げることができる感じがありました。
博士のギターに乗っかっていくこと、相乗効果が生じるというわけです。
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