暗示を効果的に入れるオーガズムとシンボル化について、ドナルド・マイケル・クレイグ『性魔術の技法』レビュー

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

今日は、ドナルド・マイケル・クレイグの『性魔術の技法』のレビューです。

オーガズムと変性意識

『性魔術の技法』の基本的なメカニズムは、オーガズムの変性意識を利用した暗示です。

人間がオーガズムを迎えるときは、通常の意識状態ではないわけですよね。

ある種の変性意識に入っていると言えます。

瞑想などで変性意識に入るよりも、オーガズムを感じる方が簡単ですし、自覚しやすいですよね。

そのようなわけで、オーガズムの変性意識を利用して、暗示を入れていくというのが、この手の性魔術の基本的な方法になってきます。

ポイント1、オーガズムの強化

この性魔術には、2つ大きなポイントがあると思っています。

1つ目は、いかに強烈なオーガズムを作り出すかです。

それはつまり、いかに深い変性意識を作るかですね。

特に男性の場合は簡単に射精してしまうため、深い変性意識に入る前にオーガズムに達してしまいがちなんですよね。

そこで、射精を遅らせる、あるいは射精なしにオーガズムに達する技術が出てきます。

このあたり、イメージや呼吸法、声を使う方法から、エネマグラなどの物理的刺激を変える方法まで、いろいろあります。

ドライオーガズムとかエナジーオーガズムと言われるようなものを調べてみるのも良いと思います。

ポイント2、シンボル化して暗示を入れる

2つ目のポイントは、どうやって暗示を入れるのかです。

これは結構大きな問題です。

オーガズムのためには、セクシャルなことをイメージしますよね?

そうすると、暗示の内容をイメージする暇がないんですよ。

そのために、それを防ぐための技術があるわけです。

それがシンボル化です。

暗示したい内容を一つのシンボルに集約するわけですね。

そうしておくことで、オーガズムの瞬間にも使えるようになるというわけです。

もちろん、超情報技術研究所で販売している禊祓図もシンボルですよ。

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