対立を超える、を超えちゃおう

甲斐です。

矢山先生の新しいビデオ『矢山式気功 気の訓練を通じてブレーンパワーを磨く』を観ました。

今回の基本的なコンセプトは裏労宮といって、手のひらの労宮というツボの裏に新しいツボを想定するというものです。

矢山先生の労宮は、結構ざっくりと手のひらぐらいの意味合いで捉えた方が良いと思っていて、陰経の3脈の末端が労宮であるということですね。なので、裏労宮は陽経の3脈の末端ということです。

そしてこの陰陽=裏表を両方鍛えようというわけですね。

KAIがちょっと研究してみた感じですと、この陰陽を同時に意識することで気の通りがかなり良くなるようなんですね。

陽だけでも陰だけでもなく、合わせてゼロにすることで、単純な気のレベルを超えた抽象度というか階層にアプローチできる感じがあります。

スサノオは剣を表すとされていますが、アマテラスとツキヨミを切り分ける剣として、人の手があるという神話的な解釈も可能です。

日本刀が両手持ちであるのは、切り分けた陰陽をさらに両面から観るという、ちょっと何言ってるか分からないような抽象度の世界が表現されているのかも知れませんね。

世界中で神仏に対して使われる合掌印も同様ですね。