こんにちは!
超情報技術研究所、甲斐由直です。
コーチングにおいては、臨場感のコントロールが大事ですが、いまいちどうやってやるのかわからなかったりしませんか?
今日はその臨場感について軽くまとめてみます。
もくじ
臨場感の意味
まさに今そこにいる感覚、ですね。
たとえばライブ会場と普通に音源を聞くことの違いです。
ライブ会場の後ろの席で、アーティストが小さくて見えなくて、モニターを通じて観て、音もPAを通していて生音ではないことってありますよね。
それでも何かが違う。
それが臨場感です。
で、一度そのライブを体験すると、スマホとかでそのアーティストの音楽を聞いているときに、その感覚がよみがえってくるわけですね。
なぜなら、その臨場感が「ある」ことがわかっているからです。
それを想像で作り出すのはなかなか難しい、というのが世の中の引き寄せの法則が難しいところですね。
臨場感と音
映像作品などでは、音で臨場感を作り出すことが一つのキモになっていると思います。
聞いたことがある音は、記憶の場面を想起させるわけですね。
肉の焼ける音を聞くと、美味しいステーキを食べた記憶がよみがえって、よだれが出てきます。
その記憶と、作品の映像がリンクして、新たな臨場感を合成して生み出してしまうというメカニズムですね。
だから、たとえ現実にはない音が作れるシンセサイザーの合成音であっても、聞いたことのある音と似た音を作ってあげた方が効果的なんです。
まぁ、今の時代だと、そういう音もいろんな記憶と一緒に人々の脳に組み込まれてしまっていますけどね。
臨場感を伝える方法
道具立て抜きで臨場感を伝えるプロは、やはり役者でしょう。
役者は自分の体験していない世界をも、台本を読み込み、記憶の合成を駆使して、臨場感を作り出し、伝えるんですね。
徹底的に自分が臨場感を感じることが一つ、そして、声や身体の使い方を通じてその臨場感を伝えるために、声や身体が素直になるようにトレーニングを積んでいるんです。
役者だけでなく、いわゆるアーティストと呼ばれる人たちも、臨場感を伝える専門家です。
それぞれ、自分の表現手段が一番自分の臨場感を伝えられるということですね。
そのためには、技術がどうのこうのとか、どう表現してやろうとか、頭で考える次元を超える必要があるんです。
自分が体感している臨場感を表現するために、無意識に技術を使っている、そういう次元まで、技術をみがいて、トレーニングしておくことが大切ですね。
臨場感は地球の裏側までも通じる
いわゆる虫の知らせというものがありますよね。
遠くの人のことがわかってしまうという話です。
これは人のこころとこころがつながっている=臨場感が空間を越えて伝わっているから起こる現象です。
逆に、目の前の人に気持ちが伝わらなかったりもしますよね。
これらは、臨場感が物理的な距離ではなく、こころの距離に応じてどのくらい伝わるかが決まっているからです。
超情報技術研究所のこころの書き換えのメニューもそういう原理から成り立っています。
現状の臨場感から脱却したい方はご利用くださいませ。
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