こんにちは!
超情報技術研究所、甲斐由直です。
密教では真言を唱える行がありますが、愛染明王の真言を題材に真言の行についてお話します。
もくじ
愛染明王の真言は何に効くのか
この間、Youtubeでソルフェジオ周波数などを調べていたところ、愛染明王の真言が上がっていたのが気になりまして、試しにしばらく唱えていました。
おんまからぎゃばぞろしゅにしゃばぞろさとばじゃくうんばんこく
愛染明王の真言
名前のせいで縁結びに功徳がある仏様になっているのですが、もともとはそうではなかったようです。
性欲・愛欲を悟りに昇華するような仏様だったんですね。
とりようによっては、縁結びとは逆の意味だったわけです。
ただ、実際どうなのかというと、縁結びに効くと考えて良いです。
時間をかけて情報場が書き換わる
なぜ効果が変わってしまったかと言うと、愛染明王やその真言が、縁結びに功徳があるという祈りが数百年にわたって積み重ねられていたからですね。
時間をかけて、たくさんの人の祈りが縁結びの臨場感を生み、この臨場感が共有されたということなんです。
これが密教的なものの特徴です。
特殊な意識状態が共有され、後世の人びとに受け継がれていくんです。
宗教建築や芸術作品などもそういう臨場感を伝えるものなんですね。
そして、今ではYoutubeなどでもその臨場感を共有できちゃったりします。
ただ受け取るためのコツというか、受け取るための特殊な意識状態もあるので、受け取るのが上手い人と下手な人の差は当然ありますね。
ただそれも稽古していくことで上達するものです。
真言の唱え方
一応やり方を解説しておきましょう。
姿勢とかはほぼどうでもいいですが、リラックスして窮屈なところがないことが大事です。
リラックスできるということは、自己評価が高いということです。
身体的な自己評価を上げるということですね。
次に、身口意というものを揃えていきます。
身口意の身は印です。
愛染明王の印を検索してそれっぽく組むと良いですね。
これもリラックス優先で崩れても良いので脱力しましょう。
身口意の口は真言です。
まずは発声した方が良いですが、上達すれば頭のなかで唱えるだけにするのも良いです。
一回のセッションの中で、最初は発声して、後半は頭の中でというのも良いですね。
最後の意は愛染明王の姿を観想するということです。
自分と仏が一体になとか、自分自身が愛染明王であるという感覚が生まれると良いです。
これも自己評価を上げるという意味ですね。
あとは自分の望む未来のイメージもしていくとさらに良いでしょう。
真言の効果の検証という意味ではちょっと違ってきてしまいますが、効果を出したいなら重要です。
また、シンクロニシティと言いますが、日常生活の中で、これは偶然かもしれないけど効果かな?と少しでも思ったことを効果があると確信していくこと、感謝していくことが実は大事です。
結局、確信の強さが全てと言っても良いので、自分で効果がないと思い込んだら効果はなくなってしまいます。
コーチングで言えば、そういう信念を持つということです。
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