こんにちは!
超情報技術研究所、甲斐由直です。
今回は、苫米地博士の理論を実践に落とし込むために必要なことについて研究していきます。
もくじ
苫米地理論は抽象度が高すぎる
苫米地博士の理論は『洗脳護身術』で詳しく紹介されたサイバーホメオスタシス理論から超情報場理論、さらにその先までいろいろとあります。
これらを勉強していくと、他人のこころを自由自在に操れるのではないかと期待している人も多いと思います。
しかし、かなりの額を投資しても他人のこころに介入している実感がない人がほとんどではないかなと思います。
これは、苫米地博士の理論が使えないわけでも、博士の腕が悪いわけでもないんですよね。
むしろ苫米地理論はこころの世界を説明する上でかなり優れていると思います。
ではなぜ難しいかというと、ズバリ抽象度が高すぎるからということが大きいでしょう。
苫米地理論の射程距離と読者層
抽象度が高いというのは、射程が長いということです。
それは、コーチングやビジネストークスキルみたいなところから、宗教、占い、心霊、オカルトといったスピリチュアルな領域までカバーする広範なものなんです。
対する苫米地博士の本を読んだり、セミナーに行く層のメインはビジネスマンであり、スピリチュアル方面については全くわからない人が多いと思うんです。
というのも博士はビジネス書を中心に出版されていますから、入り口で集めている顧客はビジネスマンが多いんですよ。
だから『洗脳護身術』なんか読んでも全くわからないし、実践したとしても確信は生まれないんです。
そういえば『洗脳護身術』は、トンデモ本としてと学会でノミネートされたこともありました。
それぐらいかけ離れた臨場感にいるわけですから、それは身につかないというものです。
スピリチュアルや占いを禁止していたワケ
それだけの長射程を持ちながら、苫米地博士はアカデミックなところを強調しているわけですよね。
ビジネス分野を狙う戦略ですから当然です。
さらに占いやスピリチュアルを仮想敵として叩くような発言をしていたこともあります。
スピリチュアルの輪廻転生の思想が今生における差別を助長するとか、占いで未来がわかるわけがない、というのが少なくとも表向きの理由です。
しかしスピリチュアルは、目に見えない世界=超情報場を扱う専門分野ですし、占いは超情報場から情報を引き出す技術なんですよね。
そう考えると、占いやスピリチュアルを苫米地理論で捉え直して練習することで、苫米地理論を実践に落とし込む道筋が見えてくるわけです。
意地悪く考えると、占いやスピリチュアルを禁止しているのは、実践に応用できないようにするとか、ワークスなどへの囲い込みのための戦略とも見えます。
もちろん、東大和のハーレム男の件でもわかるように、苫米地理論は占いとの組み合わせなどで簡単に悪用できてしまうので、そうさせないため、ということも大きいかなと思います。
ともかく、苫米地理論の実践として、表に出すかどうかは別としても、占いやスピリチュアルを学んでおくのは、必須と言っても良いぐらいかと思いますよ。
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