武術?の稽古でホメオスタシスがよく分かる

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

先日、以前からお世話になっている合気系武術らしきものの稽古に久しぶりに行ってきました。

らしきものというのは、武術的な動作を通じて無意識レベルのコミュニケーションの稽古をするものだからです。

それにしても相変わらず素晴らしい指導力でしたね。

触れずに投げるのは本来簡単なこと

この日は、柔らかい接点で相手をコントロールするというだけでなく、触れずに投げる、目線だけで投げる、ということができるところまで導いていただけました。

結局、人間が本来持っている自然な動きができれば、いわゆる達人技というのは簡単に実現できるということなんですね。

現代人は高度に文化的なものですから、自然的なものを忘れてしまっているんです。これを取り戻せば良いということです。

コーチング的に言えば、リソースはすでに揃っているということです。

達人になるとゴール設定した瞬間に達人技は実現してしまうんですね。

先日の稽古でも、言語的非言語的な介入が様々に行われていて、ほとんどすべての人がそれぞれのできる範囲でですが、達人状態に入ってしまうのでなかなか壮観です。

ミクロな武術的な技の中にも介入があるし、マクロな指導の中にも介入があるという構造で、甲斐もかなり勉強させていただきました。

現状維持の働き

ただこの達人状態、会場を出ると元に戻ってしまうんです。

こういうことをホメオスタシスと言って、慣れ親しんだ臨場感、コンフォートゾーンに戻りたがる人間の性質なんです。

達人である自分というのが、特別な瞬間になっちゃってるんです。

だから、現状維持のために元に戻っちゃうんです。

ホメオスタシスの書き換え

ホメオスタシスを書き換えるには、標準的には3ヶ月ぐらいかかると思って良いでしょう。

ホメオスタシス書き換えに余裕を持ってコーチングするなら、月1で4回ぐらいコーチングを受けるのが理想的です。

通常、書き換える間は毎日自己暗示をしたり、イメージしたりと、慣れ親しんだ現状からゴールの臨場感に行くための努力をしなくてはいけません。

超情報技術研究所が他のコーチングとちょっと違うのは、遠隔でこころの書き換えを行えることですね。

たまにコーチングでゴールを設定して、こころの書き換えでゴールへ向かう設定をするという作戦も良いでしょう。

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