やさしい上達科学5

甲斐です。

上達科学を読むシリーズは一応今回で最終回、完成ですね。

ラストは2章の意識の話です。

意識1、意識2と分かれていますが、基底意識、志向意識という意味のある名前を使ったほうがわかりやすいでしょう。

基底意識はまさにありようなんです。

あるパフォーマンスを発揮するには、それに対応するありよう、基底意識を作ってしまえば、上達意識がなくても、なんの労力もなく、そのパフォーマンスを発揮できてしまうわけです。

これが達人のありようであり、極意と言われる身体意識なわけですよ。

志向意識は課題の意識であり、パフォーマンスをコントロールしようとする存在です。

基本的なトレーニングでは志向意識を活用して精巧化を進めていくわけです。

そして、2章には呼吸法の話も出てきますが、基底意識、ありようを変化させる方法が存在するとあるわけです。

音楽、食事、睡眠、呼吸法、などの例が書いてありますね。

そしてコーチングやあるいはその根底にある催眠の理論なども、KAIの得意とする内部表現書き換えも、実は基底意識、ありようにアプローチするものなんですよ。

KAIの得意とする内部表現書き換えも基本的には基底意識にアプローチするものなんです。

と、なかなかうまくまとまりましたね!