今すぐ幸せを感じたい人にオススメ『「脳にいいこと」だけをやりなさい!―――頭のいい人は「頭の使い方」がうまい!』マーシー・シャイモフ著茂木健一郎訳

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

マーシー・シャイモフ著茂木健一郎訳の『「脳にいいこと」だけをやりなさい!―――頭のいい人は「頭の使い方」がうまい!』を読みました。
今日はそのレビューをしつつ、脳にいいこととは何か、そして、具体的な方法を紹介したいと思います。

脳にいいこととは?

『「脳にいいこと」だけをやりなさい!』で言う、脳にいいこととは、ズバリ、幸せを感じることです。

いくらお金を稼いでも、勉強や訓練で能力を上げても、幸せを感じられなければ意味がありません。

さまざまな活動は、幸せを感じるという目的のために行われないと、本末転倒なんですね。

そして、幸せを感じるのは、まさに今、できるんです。

だから、先に幸せになっちゃいましょう、ということですね。

そして、実は原題はHappy for No Reason(根拠のない幸せ)なのです。

幸せは伝染する

動物には、ミラーニューロンシステムというものがあると言われています。

何かをしている相手を見ると、自分も脳内で、その何かをしている状態になってしまう機能ですね。

脳は、単なる外見的なフォームを真似するのではなくて、その行動の意図や目に見えないコツなどもつかんでしまいます。

このミラーニューロンシステムが感情にも働くんですね。

相手が幸せな気持ちなら、自分も幸せな気持ちになるということです。

そのため、幸せな気持ちでいるかどうかは、人間関係の構築にも関わってくるんですね。

7つの幸せになる方法

『「脳にいいこと」だけをやりなさい!』の中には、脳にいいことを大きく7つに分けて紹介しています。

中でも面白かったのは、気功や瞑想、抽象度を上げるといったことに触れていることですね。

単にこう考えましょうみたいなことだけだと、それで幸せを感じるのが難しい人もいると思うんですよね。

『ハートの聖なる空間へ』でも紹介されていたハートマス研究所のワークも紹介されていました。

簡単に言うと、ハートで呼吸するイメージを持ってハートの意識を高めてから、記憶を再生して感覚の変化を観察するワークです。

このように思考のレベルから感情、感覚のレベルに落としていくことが、実際の世界でうまくいくためには大事です。

意識の拡大

あと面白かったのは、抽象度を上げるということが、拡大という言葉で表現されていたことですね。

意識の拡大ということです。

抽象度を上げることは、自分と相手は抽象度を上げれば同じだよね、という話ですから、まさに意識の拡大なんですよ。

抽象度を上げるという言葉よりも、イメージ的にはわかりやすいかなと思っていて、今後使っていくかもしれません。

ということで、『「脳にいいこと」だけをやりなさい!』を読んでも良いですし、超情報技術研究所でもいろいろな方法を紹介していますので、みなさんも今すぐ幸せを感じてみてください。

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