こんにちは!
超情報技術研究所、甲斐由直です。
先日、伊勢神宮で御神楽を見る機会がありました。
そのとき感じたことを書いていきたいと思います。
もくじ
古代芸能と変性意識
御神楽もそうですが、芸能というのは、変性意識を作る方法として生まれていると思うんですよ。
つまり、こころの書き換えのルーツは、古代の芸能にあると言えるわけです。
そういう意味で、古伝の御神楽を生で見れたのは大変良かったです。
すべて分析できているわけではありませんが、変性意識を生成するテクノロジーはいくつか発見できました。
楽器の配置に意味を見る
今回、いくつかの舞を見たのですが、その中で、拍子木を左右ズラして鳴らすものがありました。
左で鳴った後、右で鳴るんですね。
これが左で鳴って右で響くように聞こえます。
これ自体が、空間を意識させて変性意識を生成する技術になっています。
そして、単純な変性意識の生成以上の意味があるんですよね。
言霊学の五十音図では、左は客体、右は主体となっています。
左→右と鳴るということは、客観世界の現象が主観世界に映る、と解釈できます。
これは通常の人間の認知として自然な感覚かなと思います。
ところが、御神楽は参拝者には背を向けて演じられるんですね。
これ、実は神に向けて演じるんですよ。
と、いうことは、神の視点から見ると左右が逆になるわけです。
つまり、主観世界のイメージが客観世界に映るということになるわけです。
そしてこの神の視点からこの世を逆に眺めることで、自分が世界の創造主になれるということが表現されているんですね。
これはまさに言霊学の極意であり、超情報場の世界観であるなということですね。
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