甲斐です。
温球、あるいは熱球という身体意識があります。
胸の前の空間に形成される中丹田みたいなものですね。
KAIの知る限り徒手打撃格闘技の選手に形成されていることが多く、制空権というか間合いの感覚と関連しているのかなと思っていました。
最近、KAIにも形成されているようで、少し観察してみると面白いことがわかってきました。
どうもこの熱球の中に相手を取り込むということをしているようなんですね。
熱球は手で触れる空間の臨場感で、ここに相手を招き入れて触診のようなことを情報的にしているわけです。
相手の身体の臨場感を共有する場を支配しているという意味では、ある種のハイパーラポール装置とも言えますね。