ハイパーラポールを築くストーリーの力

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

苫米地博士の『ストーリーテリング洗脳法』を見直したので、レビューしていきたいと思います。

コンテンツの少ないビデオのハシリ

このビデオ、最初に見た時はびっくりしたんですよね。

悪い意味で、です。

というのは、本題とあまり関係のない匿名性の批判に半分以上の時間を費やしているんですよ。

普通ならこれは視聴者をなめてるのかと、ちょっと怒っていまうレベルです。

しかしながら、最近のワークス直販のもっと高いビデオは、もっと雑談的なものが多いので、今見るとあんまり気にならないですね。

むしろコンテンツがしっかりとあるな、とさえ思いました。

博士の密教を受け取れるよう、訓練されてきているのかも知れないですね。

ストーリーに書き換えを組み込む手法

もちろん、DVDのコンテンツについては詳しくは書けませんが、なかなか興味深いものがありました。

どういうことかというと、ストーリーの中にこころの書き換えを組み込む方法についてです。

これってストーリーテリングの応用編なんですよね。

ストーリーテリングの基礎は、まずどういうストーリーを語れば良いのかなのですが、そうじゃないんですよね。

そういういきなり高度なところをぶっこんでいるのが面白かったです。

基礎的なストーリーテリングで十分

しかし、そんな高度な技術を抜きにしても、ストーリーテリングにはこころを書き換えの力が十分あるんですね。

ストーリーの世界の臨場感を相手に感じさせるわけですから、当たり前っちゃ当たり前なんです。

ということは、ストーリーテラーに対して簡単にハイパーラポールが形成されてしまうとも言えるんですね。

ハイパーラポールができてしまえば、別に暗示で相手を動かさなくても、直接のオファーに答えてくれる可能性だって高くなるわけです。

であれば、人を操りたいだけの人にとっては、わざわざストーリーにこころの書き換えを組み込む必要はほとんどないんです。

作家のファンが信者と言われるほど熱狂的になるのも、ストーリーの力があるからなんですね。

というわけで、基本的なストーリーテリングをまず勉強してから見ると非常に良いDVDかなと思います。

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