呼吸と認識〜情報空間のマインドフルネス

甲斐です。

マインドフルネス瞑想の研究を続けています。

無意識の情報を可能な限り全て意識に上げるのですが、その基本として呼吸を意識することがありますね。

呼吸を意識していて面白いのは、呼吸を通じて他の情報を認識する状態になることがあることですね。

目で見えるもの、耳で聞こえるもの、肌で感じるものが、呼吸を通して感じられるようになってきます。

さらに情報は物理空間からくるものだけではないんですね。

そういった気のような情報も呼吸を通して感じられてくるわけです。

非物理的な情報という意味では、雑念も非物理的ですから、今まさに受け取っているものなのか、雑念なのかを判別するのは結構難しいと思います。

しかし、呼吸を通して情報を捉えるということを稽古していると、どういうメカニズムなのかはよくわかりませんが、雑念は雑念として分別がつくようになってきます。

そのような、情報空間の認識能力を高めるという意味でもマインドフルネスはかなり有効かなと思いました。