こんにちは!
超情報技術研究所、甲斐由直です。
物語の世界にタイムリープやパラレルワールドというものがありますが、これが現実におこる可能性はあるのでしょうか?
今回はそんなことを研究していきます。
もくじ
タイムリープとは
最近の創作の世界ではよくある設定ですが、タイムリープについて一応解説しておきます。
記憶を保ったまま過去に戻ると認識しておけば良いかなと思います。
作品によって細かい設定の違いはいろいろあるのではないかと思いますが、基本はそうです。
記憶を保ったままなので、過去の失敗したな、と思える選択を変更して、違う現実を作り出すことができるわけですね。
何度も過去に戻れる設定の場合もあって、なんどもタイムリープして無理難題をなんとかクリアしようとするお話もあります。
基本的には夢物語なのですが、現実にそんなことができたら良いなと思うことはないですか?
今回はその可能性について探っていこうと思います。
パラレルワールド、可能世界
似たような話にパラレルワールドというものがあります。
現実に似ているけど、ちょっと違う世界のことですね。
このパラレルワールドという概念は、可能世界論という形で、哲学や人工知能の世界でかなり重要なものだったりするんですよね。
人間は「もしトランプでなく、ヒラリーがアメリカの大統領になっていたら」という世界を考えることができますよね?
しかし、それは現実の世界ではないですし、その世界のトランプは、こちらの世界のトランプと同じなのかというと微妙に違うじゃないですか。
これがかなり小難しい議論になったわけです。
重要なのは人間はそういう推論が普通に可能で、それはつまり、人間はこころの中にパラレルワールドを持っているということでもあるんです。
マンデラエフェクト:知らないうちにパラレルワールドを移動しているかもしれない
マンデラエフェクトってご存知でしょうか?
南アフリカの政治家、ネルソン・マンデラは27年間投獄され、その後、釈放されて大統領になっています。
しかし、獄中で死亡したという記憶を持っている人が数多くいるらしいんですね。
それで、このような歴史と違う記憶を持つ人が出てくる現象をマンデラエフェクトと呼ぶようです。
これは、単なる記憶違いとも言えるのですが、記憶している本人にとっては強烈な臨場感の変化なんですよね。
それこそあたかもパラレルワールドに移動したかのような感覚があるはずです。
というか、本人の主観ではパラレルワールドに来た、ということになります。
臨場感の高さと本当に移動する可能性
というわけで、少なくとも主観的にはタイムリープやパラレルワールドへの移動は可能ですね。
タイムリープであれば、自分は未来から来ているという臨場感を持てば良いわけです。
深い催眠が利用できるのであれば、これは比較的簡単に実現できると思います。
そして、もう一つ、本当に移動する可能性ですね。
情報が先、物理が後ですから、移動したい先の臨場感を徹底的に高めることです。
その臨場感が今いる臨場感を超えるなら、理論上は移動するんですよね。
そうやってタイムリープした人は、タイムリープした先の世界から見ると、先程の「自分は未来から来ているという臨場感を持った人」と変わらないんです。
なかなか面白いですね。
というわけで、理想の世界を徹底的にイメージして、臨場感を高めることで、理想の世界を引き寄せるという話も、パラレルワールドへ移動していると捉えてもいいかもしれませんね。
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