パーソナルスペースに踏み込む前に必要な準備について

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

今回はこころの世界でのパーソナルスペースについて研究していきます。

パーソナルスペースとは?

パーソナルスペース(英:personal-space)とは、他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、パーソナルエリア対人距離とも呼ばれる。一般に女性よりも男性の方がこの空間は広いとされているが、社会文化や民族、個人の性格やその相手によっても差がある。

パーソナルスペース – Wikipedia

パーソナルスペースというのは、ある距離に入られると嫌だな、と思う距離感のことだと思っておけば良いと思います。

人によっても、場所によっても違いますし、相手によっても変わりますが、何かここからは近い!と思うラインがあると思います。

これがパーソナルスペースで、物理世界とこころの世界にまたがって存在している典型的なものの一つです。

間合い、制空権とパーソナルスペース

武道武術家や格闘家はパーソナルスペースに敏感です。

彼らの用語では、パーソナルスペースのことを間合いと言います。

制空権と呼ぶ人もいますね。

間合いに入るまでは動かず、間合いに入ったらただではおかない、という意味合いでの制空権です。

で、この間合いに入るということは、お互いの攻撃が当たる距離なんです。

そのため、この距離に入ったら先手必勝で、先に攻撃をした方が勝つんですね。

武術が後の先というのは、不用意に相手の間合いに入らない、ということです。

そして相手が入ってきたなら、迎撃する準備があるということですね。

準備が大事

というわけで戦いにおいては、間合に入る前に技を用意しておく必要があるんですね。

準備自体が技であると言ってもよいでしょう。

そしてこれは、こころの世界でも同じです。

こころの距離という言葉があるように、純粋なこころの世界にもパーソナルスペースは存在しているんですね。

こころの間合いを詰めるときには、詰めてどうするかという技を持っておく、詰められたときにどうするかという技を持っておく、そういうことが大事になってきます。

武術の技は、型をこなすことでトレーニングできます。

こころの世界のコミュニケーションの技も、何度もそのシチュエーションをイメージすることでトレーニングできます。

ということで、こんなときどうする?というのをいろいろ想定して、理想の反応が無意識にできるようにトレーニングしておくとよいでしょう。

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