こんにちは!
超情報技術研究所、甲斐由直です。
タロットカードにパスワーキングという瞑想訓練があります。
マニアックな知識を追って、難しくなってしまって挫折する方が多いと思います。
そこで今回は、なるべく簡単にパスワーキングをするやり方を解説したいと思います。
もくじ
パスワーキングと英雄の旅
パスワーキングは、タロットカードを使った瞑想法です。
簡単に言えば、タロットカードの世界に入っていくイメージをするんですね。
そして、その世界で何かをつかんで戻ってくるんです。
これって、神話における英雄の旅と同じ構造ですね。
目に見えない世界に旅立ち、変化して戻ってくると、いつもと同じ日常が変わって見える、ということです。
大アルカナのストーリー
タロットカードは、棒、聖杯、剣、金貨の4つの種類に分かれている小アルカナと、大アルカナと言われる22枚の絵札から構成されています。
小アルカナは、それぞれの種類ごとに数札と人物札があり、現代のトランプと同じルーツのものですね。
さて、パスワーキングでは、主に大アルカナのカードを使います。
この大アルカナのカードには、順番があるんですよ。
デッキによって違うかと思いますが、大アルカナには0から21までの数字が書いてあるのが普通です。
この順番が、精神の変容のプロセスを表しているんですね。
このプロセスを解説している本もたくさんあると思いますが、あまり気にしないことが重要ですね。
タロットカードそのものが変容のプロセスを表しているので、カードから実体験としてつかむことが大切です。
その手段がパスワーキングなんですね。
ちなみに、現代のタロットは生命の樹とも関係があり、各セフィラをつなぐ22本の線が大アルカナと対応しています。
特に最初はあまりそんなことは気にせずやってみるのが良いのですが、気になった時のために、生命の樹について書いた記事も紹介しておきます。
パスワーキングのやり方
というわけで、改めてパスワーキングのやり方を軽く説明します。
まずは対象のカードを決めます。
どのカードからでも良いのですが、よくわからなければ0番の愚者のカードから順番にやると良いかなと思います。
カードが決まったら、軽く深呼吸をしながら、カードの図柄をぼーっとながめていきます。
そして、カードの図柄を覚えるんですが、これも完全に覚えようとするのではなく、なんとなく覚えるんですね。
目を閉じてみて、どんな図柄だったかを思い出してみるんですね。
あまり印象がないようであれば、もう一度、目を開けてぼーっとながめてみます。
なんとなく、図柄があるようであれば、イメージの世界で、その図柄の世界に入っていくんですね。
イメージに入るとき、扉を開けて、飛び込むなどの、儀式を作っても良いですね。
イメージの中に入ったら、その世界にあるものを観察してみてください。
これがあるはずだ!などの意図は、まずはない方が良いかと思います。
人格があるものがあれば、話しかけてみるのも良いですね。
そして、もう十分かなと思ったらこちらの世界に戻ってきてください。
戻るときに何かを持って帰っても良いですね。
扉を開けて入ったのであれば、戻ったときに扉を閉めて儀式を完成させましょう。
そして、ゆっくりと目を開けて、少しずつからだを動かして、からだの感覚を戻したら終了です。
ぜひ試してみてください。
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