こんにちは甲斐です。
五輪書の残心の話で、意と心(しん)という二つのこころがあると書いてありました。
そしてこれは他に記述がないとわからんなとも思いました。
しかし、宮本武蔵という人はフロイトよりもだいぶ昔にこころを分析の対象として、こころに構造があると言っていたわけで、すごいですよね。
で、面白いのは五輪書にあるこころは空間的に定位しているんですね。
つまり武蔵はこころを物理空間に実在するかのごとく感じられ、それを操作できたということです。
音を光で感じるとか、文字に色が付くとか、なんらかの感覚を別の感覚で感じることを共感覚といいますが、武蔵のこれも一種の共感覚ですね。
共感覚は臨場感高くイメージをするのに重要でして、アファメーションをするときも、ワーズ・ピクチャー・エモーション(フィーリング)といいまして、アファメーションの言葉を映像や感情・感覚とともに感じながらつぶやく、というテクニックがあります。
個人的な経験では、上記3つでなくとも、どうも3つの別の感覚が効いていると無意識への訴求力が高いようですよ。
そういえば、欧米の催眠の世界でも全く違う3つの誘導の音声をミックスして使う方法論がありました。
ともかく、共感覚については後天的にある程度訓練可能なのでトレーニングしてみると良いと思います。
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