人生というアート

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

甲斐には作曲の趣味があります。 中学時代ぐらいからDTMをやっているんですよ。 先日はFacebookか何かの広告で興味をひかれて、アイドル系楽曲を制作している方のセミナーに行ってきました。

職業作曲家はデザイナー

レベルがバラバラのセミナーでしたので、作曲そのもののノウハウには目新しいことはなかったのですが、アイドル現場の職業作曲家という仕事についてお話が聞けたのは貴重でしたね。 職業音楽家というのは、デザイナーなんですよね。 自分の表現したいものを作るのではなくて、クライアントの表現したいものを作るお仕事です。 お客さんが聴きたい曲、ライブで盛り上がる曲、売れる曲を書くということです。 歌うアイドルたちのブログを読みこんだり、ヒアリングしたり、作曲ということで言えば、オタ芸との親和性を崩さない構成にしたり、とにかく徹底的にクライアントの表現を手助けするわけですね。

コーチはデザイナー

これってコーチングも同じなんですよ。 どんなゴールであっても、クライアントのゴール達成だけを応援する。 コーチがそのゴールについてどう思うかは関係ないんですね。 クライアントはクライアント自身の人生のアーティストで、コーチのアート作品にしちゃうと洗脳になっちゃうんです。

他人を自分のアートにしたい願望

人間には、他人を自分のアートにしたい願望があるんですよ。 自分の影響を受けた人を増やしたいということですから、社会的にプラスであると確信して行っているのであれば、それ自体は別に良いんです。 というか、そういう利他的な精神でないと他人を動かすというのは難しいですよね。 ただこれが行き過ぎちゃうことがあるんですよね。 他人が自分の思うようにいかないことに過剰なフラストレーションがたまってしまうわけです。 これですが、そもそも自分のアートに不満があるから他人のアートに口を出したくなるのかもしれないと思ったんです。 ということは、結局、自分のアートを最高のものにする自信を持つことが大事なんですね。 そこに確信が持てれば他人が自分の影響を受けるかどうかはどうでも良いわけです。 そして、みなさんの人生というアートを最高にすることをお手伝いするのがコーチングというわけです。

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