こんにちは!
超情報技術研究所、甲斐由直です。
抽象度の階層性の論理というものがあります。
脳内情報処理が複数の階層に分かれていると考えるのが良いでしょうか。
もくじ
感覚を通じて物理を認識する
一番下に物理の層があり、これと直接関係しているのは、その上にある感覚の層なんです。
感覚を通して物理を認識しているわけですね。
気温が上がると暑いと感じるわけですが、同じ温度でも暑いと感じるかは人によって違うということです。
そのため、感覚として認知したときに、すでに物理から切り離されているんですね。
感情やイメージの層
この感覚の層と顕在意識である言葉の層の間らへんに感情の層があると考えています。
いわゆる盲点を作り出しているのもこの層です。
また気温のたとえをすると、ちょうどよい温度のときは、なかなか温度のことが意識に上がりませんよね。
これは気温に対して特に感情を抱いていないからです。
逆にめちゃくちゃ暑かったり、寒かったりすると、不快な感情があるために、強烈に意識に上ってくるわけです。
思考や言語の層
基本的に階層を上がるにつれて情報量が少なくなります。
ほぼ顕在意識である言語の層まで来ると、余計な情報がなくなるので、情報量が少なくなります。
それによって、複雑な物事を単純化して論理操作するという、抽象思考が可能になるわけですね。
情報の影響
基本的に上から下へ影響を与える方が簡単です。
自己暗示が典型的な例ですね。
言葉の抽象度から感情の抽象度を経由して、感覚に介入して物理=行動を変えていくわけです。
言葉を感情や感覚にするためにイメージをしたりする必要がありますが、言葉をきちんと作ることで、イメージをしやすくなるわけです。
逆にいかにイメージがリアルでも、言葉がはっきりしていなければ、乱雑なイメージになってしまって、なかなかものにならないわけですね。
言語以上の抽象度と右脳言語野
そして言語以上の抽象度の世界もあると考えています。
この領域もやはりイメージ的な世界です。
普通の感情やイメージは言葉で簡単に書き換えられますが、この領域の場合、イメージによってむしろ言葉が変化してしまいます。
変な理由づけをして正当化したりとかが平気で起こる感じですね。
苫米地博士の言う右脳言語野とか社会的情動というのが、おそらくはこれだと思います。
超情報技術研究所のこころの書き換えでは、この辺りへの介入も行っています。
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