こんにちは!
超情報技術研究所、甲斐由直です。
コーチングでは、ゴールは現状の外側に設定するというのが基本です。
これは別の言い方をすれば、抽象度を高くするということでもあるんですね。
抽象度の低いものは全て現状の内側なので。
一応抽象度という言葉を軽く説明しておくと、「犬」や「猫」より「動物」の方が抽象度が高いと言います。
犬や猫しか見えていない現状で、動物が見えるようになれば現状の外側が見えるということですね。
で、抽象度の高いゴールを持つ利点は多くあるのですが、その一つに自分の行動をwant toにするということがあります。
コーチングの理論では、want to、つまりやりたいことをする時に、人は最も成果を出せるということがあるんですね。
人間は複雑な社会に生きているので、日々様々な行動をするわけです。
それらの行動を全てwant toにするのはなかなか難しいわけです。
しかし、抽象度の高いゴールが設定することで、バラバラだった行動が一つにまとまるわけです。
犬と猫という視点だとバラバラだったものが、動物という視点を持つことで一つに統合されるわけですね。
自分の全ての行動とゴールを連動させることが出来れば、その人のパフォーマンスは最大になるとこういう具合です。