音で臨場感を共有するいくつかの方法

甲斐です。

音で臨場感を共有するということがあります。

臨場感を共有することはコミュニケーションの基本ですね。

視覚は見ないという選択肢がありますが、聴覚はどうしても聞こえてしまうという性質があるというのも一つ押さえておきたいポイントです。

そして人間にとって最もプリミティブな音の発生方法は声を出すことです。

声を身体に響かせることで身体の臨場感を高めたり、空間に響かせることで場の臨場感を高めたりといったことが可能になります。

相手と同時に、あるいは交互に声の響きを交換し合うとかなり簡単に臨場感の共有が可能になります。

音程やリズムを合わせるのも有効ですね。

神道の拍手にも同様の意味があります。

拍手はパルスですから、ほぼ全ての周波数帯に影響を与えるんですね。

ということは、共鳴する周波数にチューニングするというような手順を無視して臨場感を共有できてしまうわけですね。