甲斐です。
池田さんの新刊を読みました。
相変わらず面白い内容ですが、KAIも一つ思いついたことがありました。
太極拳の歩法に、前足の爪先だけを開く動作があります。
その脚が次の軸足になって、後ろ足を前に出すわけですね。
つま先を上げるわけですから、体重が乗ってると難しい動作なのですが、池田さん曰く、逆脚に乗らないのが鉄則だそうです。
そこで、これはつまり抜重だなと、思ったわけですね。
膝を抜いて前に重心を進めながら、つま先の方向を変えて動きの方向性をコントロールするということです。
フルクラムシフトの高度な運用の一つ、という感じで興味深いですね。