借金があるからうまくいく?大きな変化を生み出すために

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

今回は、吉凶の反転現象について研究していきます。

300万の借金から7億稼ぐ人

この間、インターネットマーケティングの動画講座を見たんですね。

この動画の講師の方は、もともと300万ぐらいの借金がある状態から、7億稼いだということをおっしゃっていました。

普通に考えると、それだけの借金を抱えている人が成功するならば、貯金をしている人ならもっと成功しやすいと思うじゃないですか。

講師の方も、借金がある自分がこれだけ稼げるようになったのだから、みなさんも必ずできる、というロジックを展開していました。

しかし、このロジックは一見、正しいように見えるのですが、実は真逆だなと思ったんですね。

自己流のカスタマイズをしてしまう

何が逆かというと、300万の借金があったからこそ7億稼げたと甲斐は考えているわけですね。

この講師のやり方をその通りに行えば、大きく稼げるようになるとは思います。

しかし、動画を観ている普通の人、つまりある程度貯金があって定職について安定した収入がある人が、その方法論を100%忠実にやるか?というと、たぶんしないんですね。

なぜしないかというと、その必要がないからですし、下手すると現在の経済基盤を壊す可能性すらあるわけです。

勤め人なら、会社に副業がバレてクビになってしまうかも知れない。

そうでなくとも、顧客に変な印象を与えてしまうかも知れない。

そういった不安が方法論を曲げて、現在の経済基盤を壊さないように、いびつな形で追加するように実践しがちなわけです。

低い次元でのカスタマイズをしちゃうんですね。

現状の外側に行く

そのままやればよいのになぜ失敗するようなカスタマイズを行うかというと、成功すると現状ではなくなってしまうからなんです。

自分が自分でなくなってしまうことへの恐れがあるんですね。

現状が300万の借金などで追い詰められていれば変化することにためらいがなくなるのです。

しかし、ほどほど安定しているとそこに満足してしまうんですね。

罪かさね

言霊の世界に、積みかさね=罪かさね、という考え方があるんですね。

自分がいままで積みかさねて築いてきたことというのは、なかなか壊せないということです。

自分の努力の積みかさねが自分を縛る足かせになってしまうんですね。

大きな変化を起こすには、積み重ねたものを一度壊して、そこから作り直すのが手っ取り早いんです。

こう言うと、今までの努力がすべてムダになってしまうのかと思うかもしれません。

ただ過去の努力や経験も実はムダにならず、意外なところで活きてくるんですよ。

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