甲斐です。
最近「不得意なことは他人に任せて、得意なことだけをするべきだ」という話を聞くことがあります。
不得手なことをするよりも得意なことをする方が、精神衛生上良いとか、効率的であるとかということだと思います。
この話は、もっともらしいのですが、コーチング的には間違いと言って良いでしょう。
得意なことというのはコンフォートゾーンであり、現状の延長なんですよね。
現状の延長を続けるのは停滞であって、得意だからという理由で一生それを続けるんですか?それって精神衛生上良いんですか?
それに自分の得意なことをもっとうまくできる人がいたらどうするんですか?やることなくなっちゃいませんか?
ということですね。
判断基準は、得手不得手ではないんです。
やりたいかどうか、それだけです。