甲斐です。
先日、コーチング仲間と話していて、意外と身体性というテーマは理解が難しいものだということに気が付きました。
KAIは身体性のトレーニングの方が長いのでスコトーマでしたね。
身体性に関して2つの考えがあります。
情報場の考え方で言えば情報が先で物理が後ですから、身体よりもこころの方が大切なのではないか?という考えが一つ。
もう一方で、身体性を持って情報場を認識することが大切であるという考えが一つ。
これが矛盾しているのではないかと混乱してしまう人がいるようです。
一個概念を増やしてしまいますが、瞑想の世界の言葉でしょうか、内観、という言葉があります。
最も狭い定義では、自分の身体を目で見て形で覚えるのではなく、身体的な感覚で自分の身体を捉える感覚のことだと思ってください。
目をつぶって自分の全身がどのような状態にあるのかわかるか?みたいな話ですね。
わかる人には内観があるわけです。
てか普通あります。
ただこれ、人によって精度に差がありまして、武術や舞踊、トップレベルのスポーツの世界では内観の精度を徹底的に高めていくわけです。
で、この内観こそが身体性の大きなファクターなんですよ。
「身体性を持って情報場を認識する」ということは、内観を拡張して情報場を感じるということなんですね。
というわけで、ゆる体操でもヨガでも武術でもなんでもいいんですが、内観を稽古できるトレーニングを何かしておくと良いですよ、という話でした。