剣とコーチング

甲斐です。

今年からは記事の範囲を少し広げてコーチングブログの更新頻度を上げていきますよ。

正月休みに久しぶりに木刀を引っ張り出してきて振ってみましたがやはりいちばんしっくり来ますね。

そして少し動くと身体操作が上達していることが分かって良いです。

<ほどゆる>という概念がありますが、木刀を振れば振るほどゆるむように振る、というのがスポーツや武道の稽古でも大事なことです。

木刀を振るような腕の運動が脊椎や脚に健やかな影響を与えるといいますか、そういうありようが大事なんですね。

力みがあるとそういうダイナミックな連関を阻害してしまうんですね。

型どおりに動こうと細かくフォームをチェックして行くと大概は力みが生じてうまくいかないものなのです。

これは、コーチングの理論で言えば行き当たりばったりでやるということなんです。

ゴールが決まれば無意識的に縁起が適正化されてゴールへ向かって全てが協調して動き出すということです。

行き当たりばったりでうまく行かせるには、このような力みやエネルギーの滞りを取っていく必要があり、この辺はコーチング理論ではエフィカシーということになりますが、ひょっとすると「行動せねば!」と余計に力んでしまう人が居るかもしれません。

ゆるや神道の祓いなどはまさにこの力みを身体的、精神的に取っていく方法論で、凡百のコーチにはない、甲斐の強みともなっています。