共感覚読書

甲斐です。

文字に色がついて見えたり、音が光に感じられたり、触感を感じたりすることを共感覚と言いますが、『洗脳護身術』には後天的な共感覚を身につけることが内部表現の書き換えに非常に有効であると書かれています。

それはそのとおりなのですが、内部表現を操作するためだけに共感覚の訓練をするのは大変ですよね。

というか、洗脳護身術にあるトレーニングはかなり大変なものが多いと思います。

おそらく、気合のある人だけができるように作っているんじゃないでしょうかね。

それはさておき、後天的共感覚は訓練するというよりも、使っていくことが大事です。

まぁ共感覚に限らず、先のために訓練するのではなく、今使うんですね。

今使うことが結果的に訓練になるという発想の方がモチベーションが高く、訓練の質も高くなるといえます。

ゴールはすでに達成しているという臨場感が大事ということでもあります。

さて、共感覚訓練として有効なものとしては、例えば絶対音感なんてものがあります。

楽器を演奏する人であれば、自分の演奏する音に色を付けちゃうわけですね。

これはかなり効果的ですが、楽器を弾かない人にはなかなか応用できないものです。

そこでほとんどの人に当てはまりそうなものとしては、言葉というのがやはり良いかなと思うわけです。

例えば本を読む時、一つ一つの言葉に絵を付けてしまうとかが良いです。

やってみるとわかりますが、単純な色だけですと単調で飽きちゃうんですよ。

できれば五感で単語を味わうわけですね。

最初はいくつかのキーワードから徐々に増やして行くのがおすすめです。

本の理解度や内容の定着度も変わりますよ。