甲斐です。
これを書いてる時は時空のひずみが生じていてまだなのですが、先日博士のセミナーがあったようです。
コーチングとヒーリングの融合らしいのですが、融合もなにもどちらも内部表現の書き換えですから、同じことですよね。
もちろんコーチングでは直接的に内部表現を書き換えず、クライアントに自分の内部表現を書き換えてもらう、そして書き換え方を教える、というところは違いますが、むしろこれはコーチング特有の特殊な話です。
内部表現書き換えということで言えば、直接書き換える方が普通で、ヒーリングは直接健康にしますし、洗脳も洗脳者の利益になるよう直接書き換えます。
今回のレターではこころというキーワードが強調されています。
すごくかいつまむと、こころが存在するという前提に立たないと内部表現書き換えはできない、ということが書かれていました。
これについて思いつくことがいくつかあります。
一つは、認知科学的視点ですね。
こころ=脳機能をブラックボックスとするのではなく、モデル化して捉えるということですね。
行動心理学から認知科学へのパラダイムシフトせよといういことで、統計的に効果がある心理テクニックをコレクションするのではなく、クライアントの心がどうなっているのかを想定して、クライアント一人ひとりに合わせた介入手法を使うということです。
また一つは、気功的、共感覚的視点です。
自分やクライアントのこころをあたかもそこに存在するかのように、見て、聴いて、感じて、動かすということです。
その意味では、森羅万象にこころがあるとも言えます。
神道なら八百万の神々ですね。
そして一つは、こころとは宇宙であるということです。
なんとなく、広大な宇宙があって、そのなかにちっぽけな自分がいて、自分にこころが属している=こころもちっぽけだ、という感覚の人が多いかもしれませんが逆なんですね。
こころが宇宙を認識しえいるのだから、こころがなくては宇宙は存在しないと考えるわけです。
すると、一人ひとりがそれぞれの宇宙を持っていることになります。
だからこそ、こころに介入することは宇宙に介入することになり、人生を変えることができるというわけです。