甲斐です。
ゴールを設定したらエフィカシーを上げる。
コーチングでやることは実はこれだけです。
エフィカシーというのは自分がゴールを達成できる人間だという確信ですね。
ゴールをコンフォートゾーンにするということ、つまり、そのゴールを達成しているのが普通で快適、という状態を作ることでもあります。
普通の人は現状がコンフォートゾーンになりますから、なんとか現状を維持しようとしてしまいます。
逆に、ゴールをコンフォートゾーンとすれば、なんとかゴールの世界に行くように無意識を含めたこころが動き出すわけですね。
似たような言葉にセルフエスティームというものがあります。
自尊心とか自尊感情とか訳されますが、これはゴールと無関係な自己肯定感ですね。
今の自分じゃダメだ!みたいな考えはセルフエスティームが低いんですね。
たまに、ゴールが達成できないとショックを受けて落ち込むから目標は低く設定するという人がいますが、これはセルフエスティームが低いからそうなっちゃうんですよ。(逆に言うとセルフエスティームが低い状態のままゴールへ向かうという意味では機能する方法論だったりもします)
ゴール設定、目標設定というと、ゴール達成している自分は良くて、達成してない現状の自分はダメ、みたいに感じがちですが、そうじゃないんです。
現状だろうがゴールを達成していようが自分最高!という感覚がセルフエスティームが高いということです。
その最高の自分がゴール達成をしている自分を選ぶ、ということなんですね。
まぁコーチングの実務上はゴール設定してエフィカシーを高める過程でセルフエスティームも勝手に上がってしまうので意識的にセルフエスティームを扱うことはあまりないですね。