甲斐です。
『やり抜く人の9つの習慣』という本を読みました。
目標達成しやすくする方法論について書かれている本で、コーチング理論としては、ゴール設定の後のところで役に立つかと思います。
中でも一つ強力に役立つ方法論があったのでご紹介しておきます。
if thenプランニングという方法ですね。
何かをするための条件を決めておく、というただそれだけのことなのですが、これは侮れないですね。
例えば、読書習慣をつけたいというのであれば、朝起きたら本を読む、というように決めておくわけです。この場合、朝起きたらというのが条件ですね。通勤している方なら電車に乗ったら、みたいな条件でも良いかも知れません。
そうやって簡単なことの積み重ねていくことで、少しずつ変化させていくわけですね。
一つ重要な注意点として、何かをしない、禁止する、というのだと効果が低いということです。
例えば、禁煙したい人の場合ですと、タバコを吸いたくなったら吸わない、と設定したくなるのですが、これだと効果が低い、というかほとんどないらしいです。
そうではなく、例えば、タバコを吸いたくなったらガムを噛む、という設定にしておくわけですね。
原始的な方法論ですが、かなり効果があるのでおすすめです。