第三の合

甲斐です。

中国武術の意念の置き方で、合という考え方があります。

外三合というと、手と足、肘と膝、肩と腰を一致させる意識、

内三合というと、神と気、気と精、精と力を一致させる意識ですね。

最近、さらにもう一つの合があると聞きました。

丹田と外界の合です。

下丹田と大地、中丹田と空間、上丹田と空を合わせるんですね。

これは情報場を共有しながら情報的身体を拡大すると説明できますね。

つまりハイパーラポールを取りに行くということです。

孫子が戦わずして勝つのが最上と言っていましたが、情報空間で先に勝っておくというのはその一つの回答ですね。

ただこれだけだと猫の妙術における虎毛の猫ですから、より情報的身体の大きな相手が現れたらどうするのか、という話になってきてしまいます。

そこからは情報の質の勝負になりますが、質を高めるにはまずこのスケール感を鍛える必要がありますね。