運動量感覚

甲斐です。

最近、また一つ身体の感覚が変化してきました。

運動量の感覚と言えば良いのでしょうかね、物理的な運動量、すなわち重さ×スピードですが、これが伝達される感覚の抽象度が上がって情報化されてきたといいますか、そんな感じです。

体重計で測れる物理的な重さと、情報的な重みの感覚、「今日は身体が重い」みたいなことですね、これが異なるように、運動量の感覚も物理的な運動量と異なっているわけです。

合気現象の一つの考え方として、この運動量の感覚を相手と共有している、ということがあります。

運動量は伝達されますから、自分の運動量が相手に伝わるということに臨場感が持てるわけですね。

ここのリアリティを高めることが合気武術の稽古の重要なポイントなのではないかなと思いました。

ただ合気武術には一人型がないので、なんとなく空手や中国武術の型を借りて稽古しています。

地芯から運動量がゆったりと流れる感じですね。