逆ネガティブラポール

甲斐です。

臨場感を共有するのがラポール、臨場感を支配するのがハイパーラポールです。

同じ映画を見るのがラポールで、映画の作り手が作るのハイパーラポールですね。

ハイパーラポールでは他人の臨場感の中に取り込まれている状態なので、何となく不自由なんですね。

これが限界に達するとハイパーラポール関係が反転して、ネガティブラポールと呼ばれる状態が発生するわけです。

学級崩壊とか、ユダの裏切りとか、そういうことですね。

本質的に人が人を支配するということが、滞りを生むということでしょう。

この現象ですが、被支配者の反発という形で発生するのが基本ですが、支配者側が被支配者を嫌いになるというか、イライラしだすということがよくあるんですね。

強力なハイパーラポールを作る人は、被支配者が自分の思い通りに動くことに慣れすぎているというところがあるのか、思い通りにいかない時に変に怒りがちなんですね。

などと書くと、特定個人を指しているように、あるいは自分が攻撃されているように感じる人もいると思います。

そういう人をKAIは少なくとも5人は直接知っているので、自分のことを書かれたと怒り出しそうな気がしてきました(笑)

これは一般論であって、たいがいの人間はそういう立場に立てばそうなってしまうんでしょうし、KAI自身もそういう感覚を感じることがあるので、人間そんなもんだよっていうことですね。