言霊をからだを通して体得する言霊系武術のはなし

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

今回は、日本武術界に存在する言霊系武術について研究していきます。

言霊系武術とは

どうも日本武術界隈には言霊の思想と結びついた武術があるように思います。

合気道も大本教の言霊学の影響下にありますし、合気道派生の武術には、言霊の思想が入っているものが多くあります。

とりあえずそういったものを言霊系武術と呼んでおきます。

言霊の思想では、声がなんらかの力を持っているということになっています。

特に言葉になる前の一音一音に力があるんですね。

その力を引き出すため、意味のある言葉になる前の「アエイオウ」なんていう発音をしていくんですね。

言霊系武術は、言霊の発音と武術の型が組み合わされています。

言霊系剣術

合気道派生の剣術にも言霊系のものがあります。

声を出しながら、型を演じるものですね。

これもまた、発音する声に通常の意味はなくて、五十音図を元にした音を出していきます。

これは、発声を変えるとからだの動きや感覚の微妙に変わることを認知していく稽古なんですね。

その微妙な感覚を体得することで、言霊を体得していこうというわけです。

合気系体術の言霊

甲斐も合気系体術を稽古していたことがあります。

そのときの技に近い現象が起こしている方がYouTubeにいて、これを数年前に観て、解説書を電子書籍で手に入れました。

これをこの間、久しぶりに読み返してみたのですが、なんと言霊学を元に作られた武術だったんですよ。

当時はあまり言霊うんぬんを気にしていなかったのですが、なかなかおもしろい偶然で驚きましたね。

その方は五十音を型にはめる感じではなかったのです。

しかし、かなり興味深く言霊を応用していて、武術に使う言葉を言霊と結びつけることで、こころの書き換えに活かしているようでした。

その後、久しぶりにYouTubeの動画も見てみましたが、やはり素晴らしかったです。

というわけで、言葉以前の音の力は漠然としていますが、からだを通すと比較的わかりやすいかなと思います。

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