こんにちは!
超情報技術研究所、甲斐由直です。
物理学の世界にディラックの海という言葉があるんですが、こころの世界とも関係を感じさせるんですね。
もくじ
エヴァとディラックの海
1995年にはじまった新世紀エヴァンゲリオンという人気TVアニメがあります。
使徒と言われるわけのわからん敵が出てきて、中学生の主人公がロボットに乗って戦うというものです。
その敵の第12使徒に主人公がロボットごと飲み込まれてしまうんですね。
その飲み込まれた先が「ディラックの海」で違う宇宙とつながっていると、劇中で表現されていました。
ディラックの海という言葉自体は、なんとなく覚えていたのですが、最近、その本来の意味を最近知りました。
我々は宇宙の片面しか見ていない
専門家ではないので概略しかわかりませんが、どうも、我々の居る宇宙は、正のエネルギーの場であって、プラスのエネルギーしか我々には見えないわけです。
そして、マイナスのエネルギーの場がそこに同時に存在しているわけです。
目に見える世界と目に見えない世界が表裏一体で存在しているということですね。
真空から生まれる素粒子
真空状態ってありますよね。
空間になんにもない状態です。
が、本当の真空状態って維持することが難しいんですよ。
というのも、真空を作ってもすぐに真空の空間から素粒子が生まれるんですね。
生まれる=陰陽の転換
ディラックの海という理論は、真空状態の空間は、空間の粒子がマイナスになっているだけだということなんです。
だから、マイナスの粒子が何かの拍子にプラスに転換しちゃうんです。
それがプラスの世界にいる我々から見ると、突然生まれたように見えるんですね。
ディラックの海の神話性
このプラスとマイナスのエネルギー転換の話を聞いて、甲斐は神話的だなと思ったわけです。
神話は目に見える顕の世界と目に見えない幽の世界の循環を表していると一般化できるんです。
ディラックの海の理論は、まさに顕と幽の循環が物理の世界でも起こっていると捉えることができるのが面白いですね。
願望実現も、幽から顕へエネルギーが転換される現象であると捉えるとわかりやすいと思います。
目に見えない世界を先に作ることで、目に見える世界が変わっていくということですね。
コーチングもまさにこの神話のストーリーをなぞっていると言えるでしょう。
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