強力な書き換えをしたければ、次元の畳み込みを理解しよう

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

かつて、気功師仲間で定期的にファミレスに集まり情報交換をするサロン(オフライン)がありました。
そこで、一つ上の次元から操作するというような話をしていたのですが、気功そのものが実はそういうメカニズムから成り立っているんですね。

シンプルにするために11次元を仮定している

この世界が11次元であるという物理学の説があります。

我々が認識しているのは上下前後左右の3次元か、それプラス過去未来の4次元ですよね。

しかし、そこに見えない次元を加えていくことで、今まで別ものと思われていた物理現象を統一的に説明できたりするんですね。

そこで、宇宙を11次元とすると、重力が他の力に比べて極めて弱いことの理由も説明がつく、というような話です。

で、我々はその一部の次元を見ているのですが、見えない次元の情報も、見える次元に「畳み込み(コンボリューション)」されている、と表現されています。

畳み込み

畳み込みというのは、写真を撮ると立体が平面になるのに似ているかもしれません。

写真は平面なのに、我々は3次元のものとして見えてしまう。

なんだったら、その前後の時間や動きまで感じ取れてしまったりします。

これは、2次元に3次元や4次元が畳み込みされていると考えても良いかもしれません。

あるいは、いろんな方向から写真を撮影して、透明度を上げて重ね合わせるようなことをすると、もっと畳み込みに近いかもしれません。

芸術の世界で言えば、ピカソで有名なキュビズムなんかは、畳み込みを絵画で表現しようとしたのかもしれないですね。

ともかく、畳み込みというのは、高次元の情報が低次元に表現されるということになります。

機械学習と畳み込み

コンピュータの世界でAIを機械学習させる場合、次元が大きい情報を学習させると非常に計算が複雑になってしまう問題があるんです。

計算が複雑になると、いつまで経っても学習が終わらないということになっちゃうんですね。

そこで、なんらかの方法で情報の次元を落として処理することで、計算量を節約するというのが一つの定石になっています。

人間が低い次元しか認識できないのも、肉体というハードウェアがあることの制約で、計算量を節約しているのかもしれません。

こころの書き換えと畳み込み

こころの世界は、肉体から離れているので、制約があまりないんです。

そういう意味では、次元が高いという表現ができます。

そうすると、人間のからだというのは、その人のこころが畳み込みされていると、捉えることができます。

そして、こころにも次元の階層性が存在し、より高い次元の情報は、より低い次元に畳み込みされていると見ることができるわけです。

それが、次元の高いところを書き換えるとすべてが書き換わるということの理由ですね。

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