からだと抽象度と代表的な2つの身体意識について

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

今日は、人間のからだの背後にあるものを見ていきたいと思います。

情報が物理を生み出す抽象度の法則

そもそも、情報が先、物理が後です。

抽象度の高いところの情報が先にあり、そこから物理的な存在が生まれます。

からだは物理的なものなので、少し勉強している人は、からだをこころよりも低く見がちなんですね。

しかしながら、こころもからだもより高い抽象度の情報の現れでしかないんですね。

そして、からだの一つ上の抽象度の情報が身体意識です。

身体意識とは

高岡英夫先生が提唱している概念で、無意識的なからだのイメージと言うとわかりやすいでしょうか。

こころの世界での自己イメージと対をなすものだと思って良いと思います。

普段は意識されていないのですが、常に影響を受けているということですね。

そして身体意識が洗練されてくると、全身の姿勢が中心軸の意識、というような形で抽象化されていくんですね。

この抽象化を進めていくことで、より高度な運動を実現することができるようになります。

代表的な身体意識、センター

文句なく代表的な身体意識はセンターです。

センターは中心軸の意識と言って良いですね。

自分がどこに立っていて、どういう姿勢をしていて、どこへ向かおうとしているのかという情報がまとまっているのがセンターと言えるでしょう。

自分そのものを根本的に定義するのがセンターなんですね。

世間はリバースに関心がある

ちょっと面白かったのは、この記事を書くために身体意識で検索してみると、センターについでリバースという身体意識が出てくるんですね。

高岡先生はセンターの次に大事なのはレーザーと言っていました。

丹田なども代表的と言えると思います。

しかし、世間の人々が関心を寄せているのはリバースなんですよね。

リバースは自分と他者との関係性にかかわる身体意識です。

基本形は胸で相手を捉える、ハートの交流です。

人間は自分ひとりでは生きて行けず、他人、世間とのつながりを本質的に求めているものなんですね。

そして、言葉や行動以前に、感情の共有を求めているのだろうと思います。

ちなみに、超情報技術研究所では、こころの書き換えのメニューでこういった身体意識の伝授も行っています。

身体意識と呼べるレベルで身につけるにはトレーニングが必要ですが、瞬間的に体現するのはそれほど難しくはありません。

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