歌の自由度を上げるには重心の基準を高くすればよい

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

今回は、重心の高さの基準である運動基準線と、歌について研究していきます。

運動基準線について

運動科学に運動基準線という言葉があります。

基準となる重心の位置であり、その意識のことですね。

例えば走っている時に重心が上下動をしますが、その基準の高さはどこか?ということです。

着地しているときを基準に飛び上がるのか、空中期を基準に着地するのか、具体的な運動はあまり変わりませんが、走っている感覚は明らかに変わります。

ちなみに走りの運動基準線は、空中期に設定した方が良い走りになります。

歌の運動基準線

運動基準線が運動の中で機能するのは当然です。

しかし、運動基準線は身体意識ですので、こころの世界の話なんですね。

そのため、運動以外のことにも応用が可能なんです。

たとえば、歌にも運動基準線があるんです。

音程を空間的な高さの感覚で捉えることは、誰でもすると思います。

この基準がブレると音が安定しないことになります。

そして、歌でもフレーズの中での高い音に基準を置くと、より安定的な演奏が可能になるんですね。

このように、様々な現象で同じような意識の運用が行われているというのは興味深いです。

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