からだを使って未来へ向かう平行世界天鳥船行

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

今日もマニアックな話を書いていきますが、天の鳥船の神事をご存知でしょうか。

こういうのです。

合気道の世界では、合気道開祖の植芝盛平さんが稽古に取り入れていて有名ですが、元は古神道系統の行法ですね。

意味不明な行に意味を見出す

こちら甲斐も毎日のように行うのですが、基本的には意味不明なんですね。

フィジカルトレーニングでも技術練習でもないわけです。

前に乗った時に脛骨を垂直にして通すとか、ベストを効かせて腕を動かすなんていう身体操作のトレーニングにはなります。

しかし、それが目的であれば、専用のトレーニングをやったほうが良いです。

ゆるの体系ならウナプレスとか肩ユッタリとかですね。

人生に意味を見出す

ただ、そういう意味合いを見出すということに価値があるんです。

意味不明の行の意味を探求し、意味あるものにしていくということは、言わば人生と同じと言えるでしょう。

人生も基本的には意味不明ですからね。

そこにどんな意味を見出して、意味のあるものにしていくかが大事であり、コーチングがやっていることでもあります。

空観

仏教で空観という考え方があります。

あらゆるものごとに意味はないという考え方です。

そして、意味を作り出しているのは自分なんです。

目の前にコーヒーの入ったコップがあるとして、それ自体に意味はないんです。

それを飲み物であるとか、リラックスする時間であるとか、おいしいとか、きらいとか、喉の渇きがいやされるとか、意味付けするのはこちらの都合なんですね。

神道の行には特に説明がないわけですが、そこに意味を見出す中で、空観に近いことを教えているのかもしれませんね。

パラレルタイムラインダヴィンチワーク

鳥船行に話を戻しますと、最近、見出した意味として、時間軸の移動というものがあります。

苫米地博士のパラレルタイムラインダヴィンチワークに通じものです。

パラレルタイムラインダヴィンチワークの内容は『頭の回転が50倍速くなる脳の作り方』に詳述されているので、興味がある方はそちらを参照されると良いと思います。

簡単に言うと、過去〜現在〜未来というタイムラインを想定するんです。

そしてそのタイムラインを行き来するワークを、まずは現状のタイムライン、次に理想の人物など現状ではないタイムラインで行うんですね。

最後に、現状と現状ではないタイムラインの統合されたタイムラインを作るんです。

天鳥船行と時間の方向性

鳥船行は舟漕ぎ運動とも言われていて、まさに舟を漕ぐ運動です。

時間を超える舟に乗ってタイムラインを行き来する臨場感を作っていくんです。

運動があることで、単なるイメージ以上の臨場感が得られます。

そして一つ面白いのが、この漕ぎ方で舟を漕ぐと、舟は後ろに進むんですね。

つまり、未来から過去に向かうというわけです。

時間が未来から過去に流れているというのは、苫米地理論でもしょっちゅう言われていることです。

未来のイメージが現状の見え方を変えてしまうんですね。

これを体感していけるのが、この天鳥船行の面白いところです。

どんな未来を思い描くのか

ところで、今の自分の思い描く未来というのは、今の自分の延長線上にすぎないんです。

それはそれで、現状の最適化という意味では良いのです。

しかし、コーチングはもっと先に行くんですね。

コーチの視点を借りて、今の自分では思いもつかない未来を想定するんです。

そうすることで、今の自分が書き換わっていくんです。

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