タロットとクロウリーとを見てみては人と神との関わりを知る

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

最近、アレイスター・クロウリーのトートタロットを勉強したんですよね。
それで、ここ数日は毎日のように引いているのですが、なかなかメッセージ性があって面白いです。

アレイスター・クロウリーのトートタロット

トート・タロットというのは、魔術師アレイスター・クロウリーが考案し、フリーダ・ハリスが絵を描いたタロットカードです。

最もスタンダードなウェイト版のタロットカードは、黄金の夜明け団という魔術結社の教義に基づいて作られています。

アレイスター・クロウリーも黄金の夜明け団に属していたことがあり、トート・タロットもウェイト版にのっとっているところが多いと思います。

しかし、ウェイト版から変わっている部分もあるので、普通のタロット解釈本はほぼ使えないと思って良いです。

ただ、トート・タロットでは、象徴が多く書かれているため、象徴を知っていれば読める部分も多く、その辺りが面白いカードだと思っています。

カードにコーチングされる

タロットを引いてみると面白いのですが、コーチング的なメッセージが現れるんですよ。

タロットカードを教えていただいた先生の考え方のせいか、甲斐自身の持つバイアスのせいかですが、おそらく両方ですね。

過去がどうであれ、どういう未来を作りたいのか、そのために今どうあるべきなのか、ということがカードから読み取れちゃうんですね。

というわけで、なかなか面白くトート・タロットを引けています。

クロウリーと悪魔

クロウリーというと、悪魔を使役するヤバイ奴というイメージが一般にはありそうかなと思います。

ですが、それって、家畜化されている人間を、野生に解放しようという意志のあった人だと甲斐は思っているんですよね。

人間を家畜化する装置として、神が使われていて、クロウリーはそこからの独立を目指しているということです。

そこが、アンチクライストとしての悪魔、というイメージになってしまっているのかなと思います。

そういう意味で、クロウリーは共感できる人なんですよね。

また、モーツァルトのオペラ『魔笛』なんかはまさにこの構造が内包されていますね。

あれはフリーメイソンというか、イルミナティの発想が埋め込まれていると言われていますね。

そして、その関係でモーツァルトは暗殺されたのではないかという話もあるようです。

人間の限界

しかし、最終的には神には勝てないというところはありますよね。

人智を極めていくことの限界ですね。

そういう意味では、最終的に己を捨てたものが勝つというのもこの世の必定なんですよね。

この自己の解放ということと、神への帰依という、究極の二律背反がこの世界の面白いところです。

そして、これを統合するのが、これからの人類が生きる哲学なのではないかと思っています。

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