まず得たい感情を見つけるところから『生命の樹――受け取りの法則』(小西温子)を読んで

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

今日は、小西温子さんの『生命の樹――受け取りの法則』を読みましたので、その感想をお伝えしたいと思います。

生命の樹を願望実現のツールとして使う

この本は、言わばユダヤの密教とも言えるカバラを独自の解釈で紹介していて、とても興味深かったです。

また結構ボリュームが大きくて、丁寧に書かれています。

カバラの奥義に生命の樹という図形があります。

その生命の樹を願望実現のツールとして、様々に使っていくといいよ、というのが、この本のメインの主張です。

ゴールと感情の設定

一つ面白いなと思ったのは、コーチングで言うゴール設定の仕方です。

ゴール設定の前に、まず感情を決めるんです。

どんな感情を味わいたいかを決めて、そこからゴールを探すんですね。

これ、現状の外側にやりたいことを探すとき、かなり使える方法だと思います。

7つの習慣』の手帳術に、今週の味わいたい感情のリストを作る、感情のサラダバーというテクニックがありますが、それに通じるところもありますね。

願望から感情を取り出す

応用として、逆に、願望から感情を取り出すというのも面白いかも知れません。

こうしたい、こうなりたい、みたいな願望を発見したら、まず、それによって得られる感情を見つけるわけです。

それから、その感情が得られる未来を客観的な視点からもう一度、設定するんですね。

最初に思っていた願望というのは、現状から導かれているので、現状の内側なんですね。

それを現状の外側の願望にアップデートすることができるようになるので、コーチングの理論に合った未来設定にできます。

感情を増幅して引き寄せる

別の応用として、感情を単純に増幅するというのも面白いですね。

得たい感情を認識して、それを増幅するわけです。

なにしろ、もともとその感情を得たいわけですから、最初から得てしまえばいいんですよ。

そして、その望ましい感情をいつも出している人には、それにふさわしい人や出来事が寄ってくるわけですね。

引き寄せの法則ですね。

甲斐は実はこちらの方が好きですが、人それぞれ好き嫌い、得手不得手あるかと思いますので、自分に合った方法を見つけると良いでしょう。

超情報技術研究所では、そういう書き換えもやっていますので、よろしければご利用くださいませ。

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