技の名詞化

甲斐です。

この界隈ですと、気功技術と呼ばれるものがありまして、要はアンカートリガーですが、なんらかの臨場感をアンカーとして覚えておいて、決めておいたトリガーで再生できるようにしておくというものですね。

リラックス状態をアンカー、「リラクゼーション」という言葉をトリガーにしておくと、「リラクゼーション」と言うことでリラックス状態が再現できる、というようなものですね。

このアンカートリガーの組み合わせを一つのパッケージと言いますか、名詞的に取り扱っているということが気功技術というものの白眉でありまして、そうすることで他人に技術を伝授するとか、そういったことが可能になってくるわけです。

ただこれがあまりに手軽になりすぎているところがあって、名詞的に、つまり主語とか目的語として使うことがよくわかっていない人も多い感じがあります。

技は名詞であって、プログラミングにおける関数オブジェクトのように、非常に柔軟に取り扱えるものだということを覚えておくと、ふとした時に大きな発展があるかと思います。