奉納演武

甲斐です。

最近少し杖術を研究しています。

杖を持ち、動かすことで生じる拘束を、意識と呼吸の操作で丹田に流し込み、また流し出し、また、天地の間に放ち、循環させる、気功であり、特に一種の大周天と言える内容です。

大周天気功は、使うと消耗してしまう自己の気ではなく、自然界の気を用いるための稽古、あるいはそのような境地とされていますが、どうも内部表現書き換えの稽古ではないかなと最近は思っています。

あるいは願望実現法と言っても良いかも知れません。

つまりは、自分の認識する情報場へのアクセス、情報場拡大のトレーニングなんですね。

そして、この情報場が公である、あるいは神の視点である、自分は場の中にいる小さな存在である、という感覚が大周天のベースなのではないかと思っています。

この場の中での武術の稽古は、奉納演武になる、ということですね。