緊張は相手とのつながり『自由な動きを生み出す訓練法 システマ式トレーニング コントロール編 』レビュー

こんにちは!

超情報技術研究所、甲斐由直です。

今回は『システマ式トレーニング』を観て、コミュニケーションについて認識を深めたので、レビューを含めてその研究をしていきます。

ウラジーミルさんの上達

システマというと、2000年代はじめにウラジーミルさんの動画が紹介されたときは衝撃的でしたよね。

甲斐は一度セミナーに参加したことがあるのですが、その後はあまりシステマ界隈は追っていませんでした。

なので、『システマ式トレーニング』でウラジーミルさんが結構歳をとっていて、だいぶルックスが変化していることにびっくり。

しかし、あくまで高岡理論的観点ですが、立ち姿勢のポジションとかは確実に良くなっていて、あれほどの使い手でも上達するということにはちょっと感動しますね。

人の上達には限りがないということです。

「テンションを伝える」というキーワード

DVDの内容で、一つとても興味深い話がありました。

テンションを相手に伝える、というような表現をしていたと思います。

テンションは日本語で緊張のことですね。

人と人とが関わりあうところには緊張が生じます。

これは武術のような身体的な接触でも、普通のコミュニケーションでも同じことですね。

この緊張のやり取りがコミュニケーションの本質であるということでしょう。

そして、DVDのタイトルにあるコントロールというのは、お互いの緊張をコントロールするということと言えます。

緊張を操る方法

緊張を操るファーストステップは、緊張を意識に上げることです。

自分が対人関係で緊張、反応を起こしていることを感じるわけですね。

次に、この緊張を認めるということです。

認めることで緊張が緊張でなくなるというか、操作することができるようになるわけです。

そうしてコントロールできるようになった緊張を相手に渡すということで相手のコントロールが可能になるという感じでしょう。

緊張が自他をつなぐ

コミュニケーションにおいて、緊張があるということは、自他が分断されているような感じに思えるかもしれません。

しかし、実は緊張は相手とつながる一歩目なんですね。

お互いに無視している状態では緊張は起こりませんから。

自他のつながりである緊張をとっかかりとしてコミュニケーションをしていくということは、いろいろと応用が効くものかなと思います。

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