さらに身にかわる太刀

甲斐です。

五輪書の太刀にかわる身という記載が深く、先日も稽古の中でさらに新しい意味を認識しました。

コーチングで言えば、まさにスコトーマの原理ですね。

KAIの場合、ということで参考程度に書いておきますが、ゆるんだ身体、フリーフルクラムの状態ですと、太刀に意識を置くのか、身体に意識を置くのかによって生まれる運動がガラッと変わるんですね。

太刀に意識を置くと、そちらに重心が移動してフルクラムギャップが発生して身体全体の移動が始まります。

対して、身体に意識を置けば、太刀に振り回されない、むしろ太刀の重みを身体で支えるような運動になり、太刀を引きずって動くような感じになります。

自己中心構造、他者中心構造と概念化されてると思うのですが、これを自由自在に、一本の技の中でかえる、というのが今回思いついた太刀にかわる身、身にかわる太刀の解釈です。

しかし、多少はコーチングを絡めているとはいえ、こんなことばかり書いていて良いのか少し心配になりますね。

まぁ気にせず書きたいことを書くのがコーチングだということで。